保健評価分析サービス

平成20年度に、健診・保健指導事業が医療保険者に移行されるのに伴い、厚生労働省では「標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)」を平成18年6月に発表しました。健診・保健指導方法についての標準が明示されるとともに、健診・保健指導の効果評価についても明確なガイドラインが示されています。評価については、従来からのアウトプット効果(受診率、有所見者数等)に加え、アウトカム評価(生活習慣病羅患率、医療費、介護費、死亡率の改善度等)が重視されています。

ベクセルには、保健評価・分析に有効なわけがあります

1.保健に関するデータ分析、評価を正確に行なうことができる

評価・分析にあたっては、基本統計量や欠損したデータなど、事前にデータチェックを行ないます。また、20年に及ぶ多量・多種類のデータ分析の「ノウハウ」や「弊社独自のシステム」を駆使します。

2.データ分析の技法に優れています

統計手法に習熟しており、新しい評価指標に対しても適切な手法を開発・実施することができます(メタボリック・シンドローム関連指標による分析評価など)。また、糖尿病等予防効果評価に有効な特許(第3313035号:累積変化率の計算方法)を有しています。

3.データ分析の考察能力があります。

ベクセルは、20年に及ぶ経験に基づく、データ分析結果を考察する能力を有する専門家集団です。次年度以降に反映すべき視点(寄与度の効果評価など)を提供できます。

4.豊富な実績があります

「がん統計解析」「健診結果」「生活習慣アンケート」「医療費」「介護費」などの評価・分析について、100件に及ぶ実績があります。これらの実績経験を活かした根拠に基づく効果評価が行なえます。

ベクセルが提供する保健評価サービス

1. 保健事業(保健指導)計画作成にともなう分析評価

1) 現状分析(集団全体の分析、個人および保健事業単位の分析)
2) 分析結果(医療費、介護給付の負担、伸びの大きい疾患名、その他)
3) 目標設定(対象者数の把握、保健指導対象者の概算)
4) 計画作成(評価計画)

2. 保健指導の効果評価

1) 個人の効果評価
2) 事業単位・事業全体の効果評価
3) 事業単位または事業全体の集団全体への健康度の寄与度評価

3.保健指導の最終評価

1) 全体の健康状態の改善効果(死亡、要介護、有病、予備軍、有所見率)
2) 医療費適正化効果(生活習慣病関連の医療費)